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秋保にある、カフェやレストラン、ワイナリーや美術館などをいつもとは違った雰囲気に彩り、
皆様に楽しんでいただくアートイベントです。
晩秋の秋保は、冬に向かってゆったりとした時が流れ始めます。
ひっそりとした景色のなかを歩き、みて、味わい、落ち着いたひとときをお過ごしください。
新型コロナウイルス感染拡大予防における要請等により、営業時間等が変更になっている場合がございます。また、ルミナート開催日・開催時間は店舗ごとにご確認ください。
左:村山耕二作品/右:菊池士英作品
佐々木美術館の館内では昨年に引き続き、村山耕二さんの「Geological Glass」と3DCGデザイナーの菊池士英さんの映像作品とコラボレーションしたインスタレーションをおこないます。映像とガラス作品の中に飛び込んだような感覚をお楽しみください。
ガラスの造形から始まり、ガラスとは何か?に興味が移り、「砂」「土壌」からガラス素材を作るようになりました。近年は「岩石」まで一貫して地質を基にしたシリーズ「Geological Glass」の表現を模索しています。石や砂は静かな物質と思われていますが、1250℃~1300℃の環境になるとまるで生きている様に変容し、それは太陽系や地球が46億年前に形成されていく反応の様を観ているように感じます。私にとってのガラスは「地球」への、併せて深遠な「宇宙」への問いかけでもあります。足元に転がっている「岩石」や「砂」から宇宙へと続く道を感じ製作を続け、鑑賞していただく皆様にも感じてもらう事が出来れば嬉しく思います。
菊池 士英
2022年6月からリアルタイムグラフィックツールのNotchVFXを使ったビジュアルデザインのフリーランスをしています。
国内外のプロジェクションマッピング映像制作やSNS広告デザインが主な活動内容です。
個人製作ではキネクトという赤外線センサーを用いた深度カメラやAbleton Liveという音楽作成ソフトと連携したオーディオビジュアルを作っています。
最近はPatreonというファンクラウディングにクリエイター登録をして、Notchのマニュアルの掲載やデータの配布活動を始めました。
Kukkaさんの暖かな雰囲気の店内に熊谷毅さんの写真を展示します。熊谷さんは昨年、ネコさんたちの生活を写した作品を秋保パン食堂コッペさんに展示してくれました。
1976年秋田県生まれ、仙台市在住。2007年写真作品の制作を開始。
〈今回の作品について〉そのときどきの関心に基づいて様々なテーマ・手法で作品製作や展示をしてきました。今回は看板猫のいるkukkaさんの店内をお借りして、猫好きの方々にも気に入っていただけるような展示を試みます。
木の家珈琲館には山本泰士さんのダンボール造形の作品が並びます。山本さんはダンボールで巨大な動物たちやロボットを製作しています。今回はどんなモノが珈琲館に出現するのでしょうか。
山本 泰士
1975 富山県生まれ
1997 東北生活文化大学卒業
2013年〜東北生活文化大学 非常勤講師
作家兼デザイナーとして活動中。仕事上パッケージデザインなども手掛ける。
動物・ロボットをモチーフとした作品を制作、主にダンボールによる立体物をメインに制作。
他にシルクスクリーン、エンボス版画作品など。
手しごと館では手しごとAkiuの皆さんの作品の展示販売と、2階ではAKIULUMINART特設ブースを設け、参加アーティストの小作品の販売や紹介を行います。
地元秋保で活動する「手しごと」に携わる工芸作家等の団体。ジャンルは陶器・ガラス・仙台箪笥・木工・石製品などの工芸をはじめ、さいちやワイナリーなど様々です。「手ん店(てんてん)~あきうクラフトフェア~」など地域内外でイベントや連携事業等を実施しています。
アンテナショップ
天守閣自然公園内、市太郎の湯に向かう回廊と待合室に佐久間直美さんの写真の展示をします。普段なにげなく見ている物も、ちょっと視点をかえてみると、、
1970年北海道札幌市生まれ。仙台市在住。東北工業大学工業意匠学科卒。1990年写真を始める。最近よく意識が向くのは「岩」と「植物」の姿を形成している小さなひとつぶひとつぶです。そのひとつぶひとつぶはどこから来てどこへ行くのか。それはあちらこちらと移動するのか常にそこに留まっているのか。つぶつぶに想いを馳せてぼんやりしているうちに、過去や未来は常に変化していて、写真に写ったものも見る度ごとに変化しているのかもしれないと思うようになりました。時間から解放されとても自由な気持ちで、拝借してきた景を展示させていただきます。
ジンギスカン山力さんの店内には、平田恵利子さんのモザイクの作品を展示します。落ち着いた色使いで、楽しくてちょっぴり不思議な世界が広がります。
1974 宮城県生まれ
東北生活文化大学生活美術学科卒
大理石や煉瓦、顔料を練り込み焼いた陶板等を素材にモザイク作品を制作しています
とりとめもない日常の事象や風景を素朴な石の風合いを借りて表現しています
左:ヤマウチノリヒロ作品/右上:幾何学えかき あまの作品/右下:関 真衣子作品
拓桃医療センター跡地の特別支援学校等 新築工事の仮囲いに、3名のアーティストがそれぞれ大きな作品を描きます。150メートルを超える長い長い作品です。
2014年から個展や外科医院の内装デザイン、バーでライブペイント、ダンサーとコラボのイベントなどをして活動。2018年11月から3年間「奇数アトリエ」のメインビジュアルとパンフレットなどのデザインを担当。2020年 大阪市内にある2階建ての長屋の大型壁画を制作。2021年 社会福祉法人「わらしべ舎」にてエレベーターの壁画を制作。仙台フォーラス2F「なかの方ARTSHOP」主催。2022年「八木山ベニーランドとアーティスト展」出展。「ともに。みんなのアート展」出展… ほか、県外のイベントにも出展したりとあちこち出没中。
散歩が好きな絵描きです。Instagram→norihiro_yamauchi_umio / Twitter→@jshtmlcss
1985 宮城県生まれ
2011 武蔵野美術大学 日本画 卒業
2016 New york 一人旅
2016 個展/ギャラリー親かめ子かめ
2017 墨フェス 公開制作/泉中央駅 おへそ広場
2019 個展/中本誠司現代美術館
2020 舞台美術 /TRANCEST/多賀城市文化センター
2020 個展/中本誠司現代美術館
2021 主催/巨大画公開制作/仙台メディアテーク1階オープンスクエア
2021 定禅寺通りアートフェア/ライブペインティング
2021 芸術鑑賞会/ワークショップ/南吉成すぎのこ保育園
2021 河北新報社 歌壇俳壇欄 イラスト掲載(2021.4~2022.4)
2022 企画展 寅展/佐々木美術館&人形館
2022 個展/アートカフェRose
2022 Matherhood展/中本誠司現代美術館 他
スナックMさんは夜の営業ですので、落合香木さんのモザイク作品を形をお店の外壁に。店内にも展示予定。夜の営業時間にご覧いただけます。
1988 仙台市出身
2011 東北生活文化大学生活美術学科卒業
2012 東北生活文化大学生活美術学科生活美術学科研究生 修了
モザイク会議 会員
新現美術協会 会員
現在、仙台を中心にモザイク作家として活動中
【個展】 2012 こどものことば/SARP
2013 こどもといと/SARP
2015 もの言わぬ子/SARP
2016 然るべき日/晩翠画廊
2017 50面相/Gallery・Shin
2018 白い午後/SARP
2019 存在した日/晩翠画廊
2019 落合香木-タイルアートの世界-/宮城県多賀城市立図書館
2020 N.E.blood21 落合香木展/気仙沼リアス・アーク美術館
他、仙台・東京・岐阜などでグループ展等多数
【受賞歴】
2009 モザイクビエンナーレ 佳作
2011 モザイクビエンナーレ 笠原賞
2017 モザイク展2017 タイルミュージアム賞
【装画】
三浦しをん著「新装版 三四郎はそれから門を出た」ポプラ文庫
おはぎとお惣菜が有名なさいちさん。多くのお客様が訪れる店内に、せんさんの作品が出没します。
宮城県在住。版画、鉛筆画、インスタレーションなどで制作活動をしている半覆面作家。
人体、植物、風景、生き物などをモチーフに制作しています。
秋保の温泉街にある洋菓子店、ぶどうの樹さんには、木村良さんが、長年秋保の地で続いているお店にクローズアップした作品を制作していただきました。
木村 良
宮城県石巻市生まれ。グラフィックデザイナー、美大生を経て、美術カフェ、ギャラリー企画運営に携わる。現在は絵画制作を中心に非常勤講師やフリーランスとして活動中。仙台市在住。”絵画とは何か”をテーマに自身の日々のリアルや興味、気持ちの揺れと向き合いながら絵画制作を続けている。表現の可能性に挑みたいという思いから、方向性は一定ではない。
秋保温泉外にあるガラクタオブジェ館に入ったことはありますか?ガラクタを使ったユーモラスな作品は楽しくもあり、ちょっと儚さもあります。魅惑の館内にこの機会に是非。期間中はスタッフも在中してAKIULUMINARTの案内も致します。
1990年代よりガラクタを使用し、経済優先の世の中に風刺的な意味を込めた作品を制作しています。各種公募展に出品し国内外で評価を集めています。2004年に秋保温泉街に「ガラクタオブジェ館」を開設。2019年に「佐々木美術館6周年芸術祭」に参加しました。
手づくりソーセージ工房 vienna29さんには、吉原武さんの絵画を展示いたします。日常のさりげない一瞬を捉えた作品です。静かながらストーリーを感じさせます。
吉原 武
絵を描き終えて、こんな絵を30年ぐらい前の20代の頃に、のびのびと描いていたら僕は時代を動かすぐらいの人物になっていたのではないかと思ってしまった。なぜ描かなかったのかなと当時を振り替えると、あの頃は世の中や目の前に描きたいものが溢れていて、こんな絵は相手にしていなかったんだと思う。つまり諦めなんだと思うけれど、ようやくこんな絵を描けるようになったと染々思ってしまった。
左:カルロスデア作品/右:古山文子作品
秋保ワイナリーのオープンテラスにカルロスデアさんのアルミ板を使った立体作品を展示し、店内では染織家の古山文子さんのタペストリー風な作品を展示します。
イギリス・ノースブルックカレッジでイラストを学ぶ。カレッジを卒業後、彫刻家としてアルミ板を加工して様々な動物やキャラクターを作成するとともに、イラストレーターとしても活動し、「Tricky Tisha」という本を出版。イギリスの2つのギャラリーで常時作品を販売するとともに、毎年イギリス各地で行われるアートフェアに出展。2016年から日本に移住し、仙台市を拠点に活動しています。
古山 文子
織りとの出会いは友人宅に飾ってあったタペストリーでした。そのタペストリーを織った仙台の野上弥生先生に指示し、北欧の絵織りフレミッシュ織りを最初に、その後高機(たかばた)でスェーデン織りを始めました。川島テキスタイルスクールの各種講座を受講しながら、組織織を中心に織りを楽しんでいます。
GuruGuruさんの素敵な店内に、スギサキマサノリさんの彫刻作品を展示します。簡略化した表現ながらその物の特性をとらえた作品です。
来る日も来る日も
木や石や粘土に触り
手を動かしていると
頭の中は空っぽになり
手が勝手にものを作り出している
コッペさんには、つだかおりさんのなんとも言えない表情の、かわいらしい作品が並びます。
つだかおり
宮城県石巻市生まれの登米市在住
2022年10月個展(登米市 高倉勝子美術館)
素朴なロクタ紙や古い包み紙、柄のいい紙、くねくねの枝、丸みのある流木、解体現場の廃材との出会い…たまりません!!昔も今も。手を動かす原動力。近頃は、ためていた紙で張り子人形作り。対話しながら作ってます。
ガラス工房 元さんの通りに面した大きな壁面に、ササキツトムさんの絵画を展示します。普段何気なく見ている自然や光を抽象的に表現しています。
1968年秋田県生まれ
<中間の場所>
絵画面の向こうに奥行きや空間があるように感じるのは、観る人が無意識のうちにその画面を透明にしていることによる。けれども、キャンバスや絵の具といった触れれば触れることのできる不透明な画面そのものがなければ、画面を透明にすることも奥行を感じることもない。透明と不透明が同居するその絵画面に、私は大きな関心を持って制作してきた。ひとつでありながら反する二つの性質を併せもち、一方がなれば成立しない。
描く、という行為はイメージを再現するという能動的な営みであるが、イメージとは過去の出来事やその記憶と結びついている。反対にそうした意図を持たない身体と絵の具とキャンバスとの即物的で流動的な関わりには、今という現実が常に並走している。
私にとっての絵画は、描く対象なくして描くことの、イメージしながらイメージを拭うことの、過去でありながら現在であることの、制作のなかで生起する様々な両義性の中間にある。(ホームページより)
古民家をリノベーションした店内のあずみのさんには、岡沢幸さんの版画作品やテキスタイルなどの作品を展示します。
2020 個展(晩翠画廊)
2022 個展(Gallery TURNAROUND)
個展(藤崎百貨店本館6階美術ギャラリー)
銅版画作品以外にも生活と共に楽しめる版画表現を目指しステンシルやドライポイントを布に施した作品を制作。
左:丹野萩逕作品/右上:髙橋典子作品/右下:斉藤文春作品
昨年は斉藤文春さんが書と水墨抽象の作品を展示しましたが、今年は文春さんがプロデュースし、書家の丹野萩逕さんと画家の髙橋典子さんを迎えて、3名の作家で築160年の店内を彩ります。
斉藤 文春
1951年北海道函館市生まれ。塩釜市在住。「余白」と「間」。省略と「引き算の美学」。シンプルで豊かな「言葉の表現」としての「書」。自立する点と線の「水墨抽象」。その両極から表現の本質、歴史と時代性、社会性を模索しています。個展30回。無所属。
丹野 萩逕(たんの しゅうけい)
塩竈市生まれ。書画家
5歳から書を始め、支部青峰、蘭蹊氏に師事。
アートイベントなどに参加。
書と絵画の要素を混ぜた作品の発表を行なっている。
「書も絵も好き。どちらも自分の中心」
そして旅も好き。
岩手県生まれ、宮城県在住。2004年から個展活動開始。個展・グループ展多数。油彩・墨・ミクストメディアなどの平面作品を制作。近年では、自分を取り囲むあらゆる環境の中に微細に宿る神秘的な美さがあるのではないかと感じ、一つ一つ点を打ちながら、そこから始まるミクロの世界が壮大なマクロの世界に通じるという発想を念頭に置いた点描画を制作。 また、様々な場所へ旅し、その磁場に触発され着想を得ています。常に自分自身が感じ取った肌感覚のリアリティを大切にしたいと思いながら創作しています。
秋保の玄関口に位置する仙台万華鏡美術館さん。さくまいずみさんの立体作品がゆらりと佇んで、訪れた方を和ませてくれるでしょう。
さくまいずみ
1968年北海道生まれ 1991年東北生活文化大学生活美術学科卒 仙台市在住
2022年「STAY ART Ⅸ 」/SARP 2021年個展「雪のほら」/Gallery TURNAROUND ひとがた通信展/秋保の杜 佐々木美術館&人形館 2020年「ゆらゆらと」2人展 /秋保の杜 佐々木美術館&人形 SARP定点観測/SARP
ふと拾った木の枝や実、カケラや到来したものなどをもとに、何か近づいたり遠のいたりするのを楽しみながらつくっています。